2012-01-01から1年間の記事一覧
☆きゅうりともずくの酢の物 御酢や砂糖など合わせるのも面倒だ!と言う人のための一品! きゅうり切って、パックのもずく酢、ぶちこみ! 御酢が好きな人は足しても良し。 あとは鰹節とか適当に放り込むだけ。 紅しょうが、余ってたんで入れました。 酒のつま…
脳腫瘍の男 脳腫瘍の男は慌ててホスピスのスタッフや看護師さんに彼女の行方を聞きましたが ホスピス側には守秘義務があり教えてくれませんでした。 脳腫瘍の男は青ざめました。 彼女は末期のガン患者で長い闘病と入院生活で体力はありません。 免疫力も落ち…
脳腫瘍の男。25話。朝帰りした脳腫瘍の男別荘では政界のドンがリビングのソファに腰掛けにやにやして待っていました。『朝帰りとはな~。お前さんもやるな~』脳腫瘍の男は顔から火が出そうです。『あの、その、。』どもりながら、説明しようとすると政界の…
どっぷりと夜は暮れ 気付けば、もう0時を廻っていました。 脳腫瘍の男と彼女は店を出ました。 彼女は久しぶりのお酒にすっかり酔っぱらってしまいました。 「もう遅いから帰りましょう。体調はどうですか?」 脳腫瘍の男はホスピスまで連れて帰ることにしま…
車椅子を後ろのトランクに入れ 街に繰り出した脳腫瘍の男と彼女。 慣れない道に慣れない外車の運転でしたが 脳腫瘍の男の心はうきうきしていました。 彼女は窓を開けて 久しぶりのドライブに風の心地よさを感じています。 郊外だけど近くの小さい町にも ショ…
脳腫瘍の男は、また翌日、その翌日もホスピスに行きました。 絵を描いたり ホスピスにある音楽室でピアノを弾いたり 町で買ってきた安いギターを持って敷地内の芝生の上で唄ったり パンやお菓子、彼女が好きなものを作って持って来たり 外出はできませんが …
脳腫瘍の男は 今日も彼女のいるホスピスに行きました。 2階の彼女の部屋をノックすると彼女が返事をしました。 「だれ?」 「あの。。昨日の。。」 脳腫瘍の男は緊張と喜びのあまり 声が上ずっていましたが 彼女は声ですぐに誰だか気づきました。 「入って…
脳腫瘍の男と彼女はしばらく見詰め合っていました。 車の窓から覗いてる政界のドンは 奇跡のような出会いに胸打たれていました。 思いついた「閃き」を早く脳腫瘍の男に伝えたくて仕方がありませんでしたが 初めて恋した相手とのご対面シーンを邪魔する気は…
翌日、また、あの黒くて長くて立派な高級車に乗り込み 政界のドンは脳腫瘍の男を 目的の場所へ連れて行きました。 そう。 脳腫瘍の男が夢で見た建物 芝生は綺麗に刈られていて 清潔そうな白い建物があり とても管理の行き届いた敷地です 脳腫瘍の男は政界の…
すると政界のドン 「おい!もう直ぐだぞ。何ぼーっとしてるんだ?流石に疲れたか?」 脳腫瘍の男は 「彼女に会えるんですね!今からあの人のところにいけるんですね!」 政界のドン 「何をふざけた事言ってるんだ!今、何時だと思ってるんだ? もう夜中だぞ…
長旅の疲れか、政界のドンはブランディを飲んで直ぐに寝てしまいました。 脳腫瘍の男は同じような景色が過ぎてゆくのを黙って眺めていました。 賑やかな街中は歩いてる人達は開放感に溢れ楽しそうに見えました。 暫くは街の灯りで海が見えていました。 車は…
成田空港に向かう車の中、脳腫瘍の男はちょっぴり緊張していました。 理由も目的もさっぱりわからないのですから。 車が空港に着くや否や直ぐにお付の人が迎えに来ました。 空港では一応政界のドン、変装でしょうか? お忍びと言うますか、 プライベートとで…
脳腫瘍の男はびっくりしました。 「フロリダ!?え?どうしてフロリダなんですか?ぼ、僕も行くんですか?」 政界のドンは 「そりゃそうだ。お前さんが来なきゃ意味がない。空港券はこっちで手配する。 俺とお前さんの本当の意味での『夢』が掛かってる。」 …
脳腫瘍の男は政界のドンとお店の主人のいるカウンター席に来ました。 男は未だお店の主人とちゃんとお話が出来なかったので、 まずは退院してもう元気だと言う事を説明したかったし、お礼も言いたかったのです。 「無事退院して元気です。心配かけてしまって…
さっきまでの騒動は何だったのか? 店内はいつものお店の雰囲気に戻っていました。 何もなかったかのように皆お酒を飲みながらジャズの演奏に聴き入っています。 どの人の顔も楽しそうです。 政界のドンは様子を入り口で見ていたのですが、 店内に入る頃合を…
政界のドンは 「腹も膨らんだ。辛気臭くなっちまったから飲みなおしに行くぞ。 綺麗どころが揃ってるクラブで飲みなおしだ! と言いたいところだが、お前さん女も酒も興味ないときてやがる。」 それを聞いた脳腫瘍の男は 「だったら、いつも僕がお世話になっ…
晴れて退院の日。 脳腫瘍の男を早速、迎えに来た政界のドン立派な車に乗りこみました。 政界のドンは 「旨いもん食いたいだろ?それとも酒か?」と、脳腫瘍の男に聞きました。 「僕、お酒呑めないから・・・」 脳腫瘍の男がそう応えると、 「酒が呑めないん…
退院するまでの1週間。 政界のドンは仕事そっちのけで毎日、病院にお見舞いに来ました。 彼にとっては命の恩人。 理由はそれだけではないようです。 彼自身、その理由はわかりません。 唯、会いたくなって病院に来てしまうのです。 政界のドンは脳腫瘍の男…
翌日、政界のドンは真っ黒な高級車ですぐさま、脳腫瘍の男が入院している病院に駆けつけました。政界のドンは大勢のおつきの人たちを引き連れて病院内に入ってきました。 「脳腫瘍の男はどこだ。話は全部知っている。会わせろ。」 病院側は焦りました。 「ど…
或る夜、政界のドンに電話が掛かってきました。 再検査をした病院の主治医からでした。 「あの・・・よく理解出来ないんですが、再検査の結果、陰性でした。」 政界のドンは 「本当か!でかしだぞ。やっぱり俺には運がついてやがる。くっくっく・・」 そして…
医者達は慌てて両親を呼びました。 両親の声を聞けば目覚めるのではないか?そう思ったからです。 両親はずっと息子に電話しても出なかったので、とても心配していたところでした。 両親が病院に駆けつけました。 「もう、一週間以上寝ています。」医者達は…
彼は真っ暗な窓のない音もない部屋で過ごす事になりました。 やはり頭痛に悩まされ、彼は苦痛で堪りませんでした。 普通ならこんな状況に置かれたら気が狂ってしまいます。 精神科医から反対の意見が出ました。 でも、どんな病気も治してしまう彼の脳腫瘍。 …
彼は翌日から、地獄の脳の検査、そして実験が始まりました。 癌専門医、脳医学の専門医、あらゆる分野のスペシャリスト、ドイツからもアメリカからも「エイズが治る」と言う話を聞きつけて駆けつけてきました。 だけども、頭を何度も開くのは危険過ぎる。そう…
術後、彼は頭痛もなくなり体もぴんぴんしていました。何の症状も出ません。痛くも痒くもないから退院したいと男は医者たちに言いました。 医者たちは見たこともない彼の腫瘍の研究がしたくて堪りません。何せ、初めて発見した脳腫瘍。 エメラルドグリーンの…
脳腫瘍の男は、とってーも長いので途中割愛しますね。笑 ほんとに、ふっと思いついて書き留めたもので途中途中、おかしいところはあるけど気にしないでね! 脳腫瘍の男③ 病院には 両親も駆けつけました。 脳腫瘍についても医者に説明しました。 脳外科病棟に…
脳腫瘍の男は、とってーも長いので途中割愛しますね。笑 ほんとに、ふっと思いついて書き留めたもので途中途中、おかしいところはあるけど気にしないでね! 脳腫瘍の男③ 病院には 両親も駆けつけました。 脳腫瘍についても医者に説明しました。 脳外科病棟に…
脳腫瘍の男は仕事の合間や、早く帰れる日は そのお店で、ピアノを弾くようになりました。 時々バンドが演奏してる時は空いてる楽器を見つけて弾いた事ないどんな楽器でも彼は弾きこなし、バンドとセッションしました。 バンドのメンバーは皆、黒人。 英語の…
*この物語は 闘病中、追い込まれ、その時に映像が思い浮かび まるで私を救うかのように このストーリーが まるで映写機の映し出されたように 見えました。 その時の物語です。 白昼夢を文章にしただけですので ところどころ、変ですが お楽しみください 脳…